投資者の保護や取引の公正性を確保するための法令諸規則等、金融先物取引に関連するあらゆるルールを正しく理解し、 これらを厳格に遵守するとともに、一般的な社会規範に則り、法令諸規則等が予見していない部分を補う社会常識と倫理感覚を保持し、実行する。
業務に関し生ずる利益相反を適切に管理しなければならない。また、地位や権限、業務を通じて知り得た情報等を用いて、不正な利益を得ることはしない。
法定開示情報など、情報開示に関する規定によって開示が認められる情報を除き、 業務上知り得た情報の管理に細心の注意を払い、機密として保護する。
良き企業市民として、社会の活動へ積極的に参加し、社会秩序の安定と維持に貢献する。 反社会的な活動を行う勢力や団体等に毅然たる態度で対応し、これらとの取引を一切行わない。
投資に関する顧客の知識、経験、財産、目的などを十分に把握し、これらに照らした上で、常に顧客にとって最善となる利益を考慮して行動する。
常に顧客のニーズや利益を重視し、顧客の立場に立って、誠実かつ公正に業務を遂行する。
当社における権限や立場、利用可能な比較優位情報を利用することにより、特定の顧客を有利に扱うことはしない。
また、適切な投資勧誘と顧客の自己判断に基づく取引に徹することにより、自己責任原則の確立に努めるとともに、
顧客の合理的な判断の支えとなる情報や知識について適切な提供に努める。
さらに、顧客との間で締結された契約に基づく受託者責任が生じる場合には、顧客の利益に対して常に誠実に行動する。
顧客に対して投資に関する助言行為を行う場合、中立的立場から、事実と見解を明確に区別した上で、専門的な能力を活かし助言をする。
法令諸規則等に定めのないものであっても、社会通念や金融先物取引業者として求められるものに照らして疑義を生じる可能性のある行為については、 自社の倫理コードと照らし、その是非について判断する。
金融・資本市場に関する公正性及び健全性について正しく理解し、その健全な発展を妨げる行為をしない。 また、金融・資本市場の健全性維持を通して、果たすべき社会的使命を自覚して行動する。 適正な情報開示を損なったり、公正な価格形成を歪めることにつながる行為に関与する等、 当社に対する信頼を失墜させ、あるいは金融・資本市場の健全性を損ないかねない不適切な行為をしない。